02 アコギ弾き語りの練習方法(安定感の向上編)

目次

  1. 弾き語りが安定しない理由
  2. 安定感を出すための練習方法

まとめ

この記事では、「01 アコギ弾き語りのコツ」という記事でふれた、

アコギ弾き語りの難しいポイントを解決するための練習方法についてご説明します。

1 安定した演奏のための練習方法

アコギ弾き語りをされている方で、このように考えたことがある方はいませんでしょうか?

「コードもストロークも難しくないのに、なぜか演奏が安定しないなぁ…」

「ステージで演奏すると、なぜか不安定な演奏になってしまう…」
こういった、弾き語りがなぜか安定しないと感じる原因には、いくつか考えられるものがあります。

 弾き語りが安定しない理由

原因① 単純にギターの練習不足

原因② ギターと歌を合わせる練習の不足

原因③ 演奏中に余裕がなくなってしまうから

原因①の解決は、そこまで難しいものではありません。

なぜなら、ギターだけを弾けば、苦手な箇所・グタグタになりやすい箇所がわかるため、

「ギターの練習がそもそも足りてなかったのかな」

と症状を自覚しやすくもあり、苦手箇所を重点的に練習できるからです。
一方、原因②と③は、解決策や練習方法は難しくないのですが、なかなか自覚しにくいため、結果的に解決が難しくなっています。

そのため、この2つの原因と練習方法について、以下で重点的に説明したいと思います。

原因②

ギターと歌を合わせる練習の不足について

この原因②については、

「ギターと歌、一緒に練習してるよ」

を「自分には関係ないかも」

と思われた方が多いのではないかと思います。

その上で私がお伝えしたいのが、例えばカバー曲などを練習する際に、
原曲を流さずに一曲通す練習をしているかどうか
なのです。

これをしてるかどうかで、ギターと歌の密接度がまったく変わってきます。
その理由は簡単でして、原曲を流しながら練習していると、

粗があっても一曲通せちゃう

ことが理由なんです。

もちろんギターや歌をどこか間違えた、とかなら

原曲と間違えた部分との違いが明らかなので、原曲を流しながらでも

すぐわかるのですが、
ギターと歌がきちんとかみ合ってるか

については、原曲を流しながらだと気づけないことが多いです。

自分だけの音で一曲を通してみることで、

「ここの歌い出し、ギターと一緒だと歌いにくいな」

とか、

「このギターの弾き方だと、この部分の歌のメロディーとかみ合わない」

などが見えてくるようになります。

あとは、その苦手だと気づいた部分を重点的に練習したり、

ギターの弾き方を変えることで、ぐんと安定した演奏に近づけることができます。

原因③

演奏中に余裕がなくなる、について

弾き語りの安定感がない理由の最後は、この「余裕」です。

「余裕」は、もちろんステージ慣れをすることでも生まれてくるの

ですが、より手っ取り早く作り出すこともできます。

それは、

コードと歌詞を覚えてしまうこと

です。

なんだそれ、そんなことかと思われるかもしれません。

しかし、歌詞カードにコードを書きこんでステージ演奏している方で、

演奏の安定感にお悩みの方は、ぜひこの暗記を実践してみてください。

確かに覚えるのは大変ですが、次のような大きなメリットが得られます。

コードや歌詞を覚えるメリット

  1. 演奏と歌(アウトプット)に集中できる
  2. 観客の反応を見る余裕ができる
  3. 場の盛り上がりを見届けられる。

この記事は安定感について書いてきましたが、

私個人としては、2や3の、場の雰囲気が楽しめるようになることがとっっても

大きなメリットだと感じてもいます。

このために、弾き語りを続けてるといってもいいくらいです。
もちろん、歌詞とコードを追いながらでも場の雰囲気が全くつかめないわけではありません。

しかし、歌詞とコードを目で追う注意力は、より演奏の質を高めたり、自分がより楽しめるように使う方がお得だと思います。

クラシックやピアノ演奏とかなら話は別ですが、

アコギ弾き語りに使うのはそこまで複雑なギター演奏でもありませんし。
以上が、弾き語りの安定感を高めるための練習方法についてです。

まとめ

この記事をまとめると、アコギ弾き語りの安定感向上に有効な練習は次のとおりです。

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安定感を出したい

□曲を流さずに何度も弾き語る!

自分の演奏だけでグダらず一曲通せるのか、何度か通して演奏し、チェックすることが必要です。

□歌詞やコードは覚えてしまう!

楽譜を見ないことが理想です。

せめてコードは覚えてしまいましょう。

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