もうすぐ夏がきますね!
だけど、季節の変わり目って風邪ひきやすいんですよねぇ。
筆者の家では、風邪で体調を崩すと必ずポカリを飲んでます。
そういえぱ、いつからか『風邪=ポカリ』は定番のフレーズになっていますよね。
スポーツの時よりも体調を崩した時にポカリをよく飲んでる気さえします。笑
果たして、ポカリは風邪に対して効果はあるのか。
今回風邪とポカリの関係を詳しく調べてみました!
1.『風邪にポカリ』の由来は?
あまり知られていませんが、 実はポカリスエットは大塚製薬が『飲む点滴』というコンセプトのもと開発したスポーツドリンクなのです。
そもそも大塚製薬は、病院で使う点滴薬を作っていた会社。
だから大塚製薬には『飲む点滴』が作れたわけですね。
『飲む点滴』と言うくらいだから、ポカリと点滴の成分はあまり変わらないのか?
そうなんです。
ポカリの成分は、点滴の成分とほぼ変わらないといわれています。
つまり、ポカリスエットは
「点滴と非常に似た成分」
ということが由来で、風邪に効くと言われるようになったわけですね。
ポカリスエットと風邪の関係についてさらに掘り下げてみると…
ポカリにはスクラロースという成分が入っていません。
スクラロースとは免疫に悪影響を及ぼすと言われている成分です。
他の清涼飲料水には含まれていますが、
ポカリには免疫を邪魔するスクラロースが入っていません。
そのため、免疫が落ちた状態の体にはとても優れた飲料水だと言われています。
風邪をひくと自分が思ってる以上に免疫力が落ちてしまうこともありますよね。
風邪の時こそ免疫力を上げたいので、水分補給もできて免疫機能も妨げないポカリは飲み物として最適といえます。
「風邪にはポカリ」の意味も納得ですね。
では、実際のところ、ポカリは風邪に効果があるのでしょうか?
2.風邪にポカリの効果は?
①風邪はポカリで治るの?
ポカリが『飲む点滴』だというのはわかったんですが、風邪に効果があるのかしら?
風邪をひくと発熱し汗をかき塩分が失われます。
汗を舐めるとしょっぱいのはその為です。
そうすると体は少し脱水気味になるわけですね。
ポカリは人の体液の成分に近い組織の電解質溶液のため、効率的に体に吸収されます。
風邪の治療にはもってこいですね。
また成分を詳しく見てみると、
同じスポーツドリンクでも、ポカリのナトリウム量は 49 ㎎。
アクエリアスは 34 ㎎なので、
ポカリの方が塩分摂取に効果的ということになります。
ということで、ポカリスエットが風邪に直接効く!
というよりは、脱水気味な体をポカリが助けてくれるって感じかもしれませんね。
また、食欲が落ちている場合でも、ポカリであればカロリーと水分を摂取できるのでおすすめです。
②ポカリスエットを飲む量
ポカリは風邪の時の体力回復におすすめなのですが、 だからといってガバガバ飲みすぎるのもあまりよくないのですよ。
ポカリには糖分も多く含まれているため過度な飲みすぎは注意が必要です。
ちなみに 2 リットルのスポーツ飲料には角砂糖か何個分含まれてると思いますか?
なんと!
およそ角砂糖30 個分の糖分なのです。
30 個の角砂糖をボリボリ食べることはできなくても、
2リットルのスポーツ飲料水を飲ん でしまうことはあるんですよね。
角砂糖30個、確実に糖分摂りすぎですね。 。
水分補給は大切ですが、糖分も相当量含まれていることを忘れずにポカリを飲むようにしたいですね。
3.風邪の時のポカリの飲み方
筆者自身も熱がでたり、風邪をひいたら、まず、ポカリを買いに行きます。
食欲がなくてもポカリだけは必ず飲むようにしてます。
そのままのポカリも良いのですが、他にいくつかおすすめなポカリの飲み方をご紹介します。
①ポカリのゼリー
個人的におすすめなのが、ゼリータイプのポカリです。
子供が小さい時は、風邪をひいたり熱が出た時、ポカリのゼリーを作って食べさせてました。
食欲がなくてもこのゼリーは食べてましたね。
今は子供も大きくなりポカリゼリーを作らなくなりました。
嚥下があまりよくない高齢者にもゼリーはいいかもしれませんね。
気管に入ってしまう恐れも少ないですから。
余談ですが、小さい子の高熱は、体力消耗のスピードも早いように思います。
ぐったりときつそうにしてる姿はかわいそう。
代われるなら代わってあげたいなと思うほどです。
しかし、回復もまた早いんですよね。
②常温で飲む
ポカリを飲む時は内臓を冷やさないようになるべく、常温で飲むことをすすめます。
③温めて飲む
ポカリを温めて飲むと、更に吸収が良くなるそうです。
煮沸してしまうとビタミンCがなくなってしまうので、好みの温かさにレンジでチンすると良いですよ。
4.まとめ
以上、ポカリと風邪の関係についてでした。
勘違いしてはいけないのは、『ポカリで風邪が直接治るわけではない』ということです。
熱が高かったり、体のきつさや怠さが強い場合や、吐き気や節々の痛みがある場合。
そんな時は病院へ行ってくださいね。
適切な処置や指示をしてもらってください。
ポカリは『飲む点滴』なので、 熱っぽいなぁ、風邪かなぁ、 といった時は水分補給に飲んでみてくださいね。
ただし、飲みすぎには注意ですよ!
以上、風邪とポカリについてでした。
今もし風邪をひいておられるなら、ぜひとも安静にお過ごしください。
それでは。
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