ウルトラボイス(ウタエット)の使い方・トレーニング方法まとめ

音楽

声量がない、声が細い、高音が苦しい…

歌の悩みって尽きませんよね。

 

 

継続しやすく効果があり、そして安い!

そんなトレーニンググッズはないものか。

そう思うのは人情というものです。

 

 

この記事では、数あるボイトレグッズの中から、

声量を上げることや喉を開くことに効果があると言われている「ウルトラボイス」

について、使い方やトレーニング方法などをまとめています。

 

 

実際に継続して使った実感などものせていますので、

読んでいただければ、

ウルトラボイスが自分にとって使いやすいアイテムなのか

目的に合うものかどうか

が効果的にわかる内容になっています。

 

 

ウルトラボイスの効果について、実際に半年使用した感想はこちらの記事から。

ウルトラボイス、効果ある?みんなの評判や、自分で毎日継続した感想

 

 

スポンサーリンク

ウルトラボイスとは

そもそも、このウルトラボイスというアイテム、その正体は何なのでしょうか。

 

 

 

これです。

これがウルトラボイス。

正直見た目は何というか…笑

 

もうちょい色とかなかったのかな、と思わなくもありません。

骨付き肉のような感じですし。

 

ただ、後述しますが、なかなか効果のあるアイテムなので、見た目だけで切り捨てるともったいないです。

 

 

このウルトラボイスは、『プロイデア』という専門家との共同開発をしているプロデュースブランドが開発、販売しているボイトレグッズです。

 

ウルトラボイスの開発には、アイズミュージックアカデミーのボーカルトレーナーである安藤尚範氏が関わっています。

安藤氏は、

「得する声 損する声 即効で実感できる7つのボイストレーニング」

などの著書もある方のようですね。

 

ウルトラボイスの値段は2000円前後なので、ボイトレグッズの中では比較的安価です。

 

 

↓ウルトラボイス 公式で掲げられている効果↓

 

正直に言いますが…

最終的に私はウルトラボイスを買って、後述のとおり効果も有ったわけなんですが…

 

何に効くのか、どんな原理で効くのか、その使い方は何なのか

がパッケージではいまひとつ説明不足だと感じました。

 

もう少し中身が伝わる内容にすれば、もっと広まるのになぁ…と個人的に残念に思います。

 

 

ちなみに!

ウルトラボイスの旧モデルとして、ビューティボイストレーナーという商品が、同じプロイデアから販売されています。

こちらには、音程確認用に音叉が付属していますが、なんと値段が2倍以上します!

 

 

特に効果が違うわけでもないようなので、安いウルトラボイスの方を選ぶ方が確実にお得だと思います。

 

 

スポンサーリンク

ウルトラボイスの使い方

 

ウルトラボイスを使ったトレーニング効果には、

 

息を吐くトレーニング効果

喉の奥を開いて声の通りを良くするトレーニング効果

呼吸筋を鍛えるトレーニング効果

 

の3つの効果があります。

 

↓ウルトラボイスによるトレーニング効果

 

 

ウルトラボイスには、舌をこの位置に置いてくださいね、という感じで、

裏側に小さな突起がついています。

 

↓突起の図↓

 

この突起に舌を当てることで、口の奥の舌根が下に下がり、喉を開く効果があるわけですね。

 

 

ウルトラボイスの基本的な使い方

まずは、一番基本的なウルトラボイスの使い方から。

 

 

↓ウルトラボイスの基本的な使い方↓

 

ウルトラブレスを使った公式のロングトーン発声の練習ですね。

練習方法を公式から引用してきました。

 

 

①凸部を舌先にあててくわえてください。(※発声中もあてた状態を保ってください)

②姿勢を正し、お腹まわりに手をあて、鼻から大きく息を吸い込んでください。(息を吸い込むときにお腹に空気が入っていることを感じてください。)

③できる限り大きな声で「ウー」と発声し、息を吐ききってください。その際に「お腹をへこませながら」お腹のものをすべて出しきるようにします。

④息を吐ききり、空気を「すー」と鼻から身体に入れます。その際、お腹がぷくーと膨れるように意識をしてください。

⑤すぐに③に戻りこの一連の動作を繰り返していただきます。

1回2分目安のトレーニングです。

引用:https://www.loft.co.jp/item_search/detail.php?id=4531661074445

 

ウルトラブレスの上級な使い方

 

そして、お次は公式の上級トレーニング

息を吐く筋肉を鍛える練習ですね。

 

↓公式の上級編トレーニング↓

 

ウルトラブレスには息が出ていく小さな穴があるんですが、

そこを片方ふさいで負荷を上げ、息を吐く力を鍛える、という練習方法ですね!

 

 

↓ウルトラボイスの息が出ていくところの図↓

 

 

 

ここまでがウルトラボイスを使った公式のトレーニング方法です。

 

ウルトラボイスを使った実感

 

実際にウルトラボイスでトレーニングをして感じることですが…

 

ウルトラボイスを使って練習をする場合に、基本としてお風呂での使用がおすすめです!

シャワーを浴びながらとか、お風呂に浸かりながら使うのが良いですね。

 

なぜならば、ウルトラボイスをくわえて思いっきり発声すると、ツバがピッと飛び出してしまうからです笑

 

 

ちなみに私は、シャワーを浴びる時に必ずウルトラボイスで練習をしています。

毎日必ずシャワーってしますよね?

 

あえて自分で練習時間を作る必要はありませんから、かなり継続しやすいな、というのが感想です。

 

 

スポンサーリンク

ウルトラボイスのさらなる使い道

 

さて、ここからはウルトラボイスを使った、さらなる使い道についてです。

ウルトラブレスには喉を開く、という効果があることから、その点を活かした使用方法ですね。

 

 

ミドルボイスの土台作りに使う

ミドルボイス、というものをご存知でしょうか?

 

定義がいろいろある単語ではあるのですが、

おおむね地声のような響きのまま、かなりの高音までを発声する歌唱技術、といってもいいのかなと思います。

 

このミドルボイスについては、YouTubeなどで著名なボイストレーナーさんが数多くの動画を出されているので、ぜひ調べてみていただければ。

 

 

話を戻しますが…

ミドルボイスの習得には、喉を開く、ということが非常に重要視されています。

 

なので、ウルトラボイスをくわえたまま、閉鎖の強い裏声練習をすることで、ミドルボイス時の喉の感じに近い感覚を掴むことができるようになります。

 

つまり、ミドルボイスの感覚を掴むために、ウルトラボイスを活用するという使用方法ができるわけですね。

 

 

本番前のウォーミングアップに使う

ウルトラボイスを5分ほど使うと、あくまで私の例ですが、1時間ほど声出しをしたくらいまで声の調子を上げることができます。

 

 

本番までに、しっかり声出しができる空間がないとか、時間がないとか。

そんな時って多いと思うんですよね。

 

 

ウルトラボイスは、短時間で声の調子を本番用に持ってくるのに使えます。

軽くて持ち運びしやすいのも、この用途に合っていますね!

携帯して、本番前に使うのはかなりおすすめな使い方です。

 

 

声にお悩みの方はぜひ一度、手にとってみてはいかがでしょうか。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました