国内ギターブランドとして近年有名になりつつある、sago。
かなり熱いギターブランドなのですが、ご存知でしょうか?
今回の記事では、
完全受注生産、ハンドメイドで非常にこだわりのあるsagoについて、その特徴や魅力を解説していきます。
ぜひギター選びに役立ててくださいね!
1.sagoとは
①sagoとは
2005年に兵庫県尼崎市で誕生したギターブランド。
それがsagoです。
オーダーによる受注生産のみというこだわりぶりで、数多くのアーティストが使用しています。
使用アーティストは、公式でも公開されています。
見てみると、有名なアーティストも多いですね!
まだブランドとしては歴史の浅いsagoは、アーティストに使ってもらい、口コミでその良さが広められていったブランドです。
あのスピッツの草野マサムネさんも使っているんですね!
②sagoの魅力
sagoの魅力については、こちらのサイトでの社長へのインタビューがわかりやすいですね。
この記事を読んでみると、とても意欲的で熱いギターブランドなんだな、と非常に好印象でした。
スタンダードで使いまわしのできるギター
ではなく、
sagoだけにしかできないギター
を「こんなのあるけど、良くないですか」とプッシュする姿勢です。
社長さんのコメントの中で、
「時代の流れに合わせると乗り遅れる
それは音楽のリズムでも同じ」
というコメントが個人的に気に入りました。
他のブランドでは手に入らない強烈な魅力を追い求めているギターブランドなのかな、と感じました。
③sagoの特徴
そんなsagoのギターには、具体的にどんな特徴があるのでしょうか?
サーモウッドを材料に使用
sagoでは、ギターにサーモウッド素材を使っているのが特徴です。
サーモウッドとは、無酸素で高温乾燥した木材のことで、
独特のブラウンカラーが目をひく素材です。
サーモウッドは、いわば人工的に年数を経過させた木材で、
ヴィンテージギターのような音色を出すことができるといわれています。
また湿度を吸いにくく、タフな環境変化(涼しい楽屋、暑い屋外など)に強いので、安定感のあるサウンドを奏でることができます。
サーモウッドは、もともとはフィンランドで生まれた加工技術で、広くギター用の素材に使われているものではありません。
sagoならではのこだわり、といえますね。
すべて受注生産制である
sagoには作り置きのギターはありません。
デザインから細かなパーツまで完全オーダーする【カスタムオーダー】と、
ある程度決められたモデルから、細かなポイントを変更していく【セミオーダー】
から選ぶこととなります。
例えばレフティの方だと、思うようなギターが流通していなかったりするので、sagoでオーダーする方が多いようです。
自分にピッタリなギターを作ることができるわけですね!
④sago の評判
sagoについては、ツイッターでも好印象なものが多いですね。
いくつか意見をご紹介します。
生音でも、いい音が鳴るという意見。
実際に見てみると欲しくなるという意見も。
見た目が美しいという感想ですね。
sagoのギターはそれなりの値段しますが、既製品の有名ブランドを買うよりも、愛着が湧きそうですよね。
いかがですか。
熱烈な信者のいるギターブランドだというのが伝わったのではないでしょうか。
2.sagoで気になるギター
sagoは個性的なギターを数多く作り出しています。
定番モデル、というものがあるブランドではありません。
今回は、私が個人的に気になったsagoのギターをご紹介していこうと思います。
①エレキギター
sonia
sagoならではのストラトキャスター、それがこのsoniaです。
全体的に小ぶりな作りで、ボディのえぐれも強く、高音域での演奏性が非常に高いモデルです。
木材にはサーモウッドが使用されています。
こちらもsoniaです。
キレイな色ですね!
ピックアップはかなりブリッジ寄りの配置で、キレイな音が出るようですね。
ちなみに、sagoはピックアップを完全に自前生産していて、徹底して“良い音”の追求をしています。
②アコギ
seed
アコギにはかなり珍しく、サーモウッドを使用しています。
独特のダークブラウンな見た目が印象的ですよね。
グリップはエレキギターと変わらない、握りやすいものになっています。
アコギといえば、なんといっても木材の質がダイレクトに音に反映されます。
サーモウッドによる枯れたビンテージ風のサウンドが、非常に魅力的なモデルだと思います。
これは一度弾きに行かないとですね。
以上、sagoのギター特集でした。
や
などの記事もあるので、興味のある方はぜひ読んでみてください!
それでは。
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