この記事では、私がミドルボイスを習得するまでに経験した失敗談や経験談を書こうと思います。
ミドルボイスに挫折しそうになっている方、迷っている方のお役にたてれば、と思います。
1 ミドルボイスを習得しようとしたきっかけ
私が初めてミドルボイスを習得しようとしたのは、今から8年ほど前でした。
歌の高音が苦しくて出ないことに悩んでいた私は、
インターネットや本などで高音が楽に出せる方法を探していました。
腹式呼吸、鼻腔共鳴、喉を開く
などなど…
いくつも情報はヒットしましたが、
「ほんとにそれで高音が楽に出るの?」
と疑問を抱くだけでした。
そんなある日、私はネットで
ミックスボイス
という言葉を初めて見つけたのです。
ミックスボイスについて調べてみると
ミックスボイスは地声と裏声を混ぜる
技術
であり、高音が楽に出せるんですよー
という記事がたくさんヒットしました。
しかし、肝心のミックスボイスの出し方については詳しく触れておらず、
続きはセミナーで!
という具合でした。
それ以来、自分のできる範囲でミックスボイスについて調べ、
地声と裏声を混ぜる
方法を模索し始めたのでした。
2 ミドルボイスを挫折
地声と裏声を混ぜようと努力を始めた私でしたが、
地声と裏声とで、発声している感覚が全く違います。
例えるなら水と油のこの2つが、
本当に混ざるのか?
でもいくらやってみても、出来そうな気配すらありませんでした。
手がかりも少ないですし。
そして私は、
「なーんだ、ミックスボイスって、才能ある人じゃないと無理なんだ」
と、ミックスボイスを諦めることにしたのです。
ミックスボイスより地声を鍛える方法を選んだ私でしたが、
それ以後、音域の広い歌手をずっとうらやましく思い続けることになったのです。
3 ミドルボイス再び
ミックスボイスのことをたまに思い出しては、
「自分には無理だから」
と言い聞かせてきた私でしたが、
ある日、その考えが大きく変わったのです。
そのきっかけは、
ミックスボイスを出せる友人ができた
ことでした。
いとも簡単にハイトーンな曲を歌いこなす彼に、
私は衝撃を受けました。
ミックスボイスって、身近にほんとに存在するの!?
そして、彼に負けたくない気持ちでいっぱいになった私は、
「一般人でマスターできるなら、自分でも習得できるはず!」
と、ミックスボイスを絶対習得すると心に誓ったのでした。
4 ミドルボイス習得へ
私は彼にこっそり、ミックスボイスを習得してやろうと
考えていましたので、
ミックスボイス習得に必要な知識はすべて自分で調べることにしました。
そして、ミックスボイスについて調べ始めてわかったことが、以下のことでした。
ミックスボイスを調べてわかったこと
・ミックスボイス(ミドルボイス)についての情報量が 以前より確実に増えている!
・ネットや動画で、ミックスボイスについての断片的な情報を、ある程度集めることかできる
私が初めてミックスボイスを知ったときよりも確実に、ミックスボイスについての情報量が増えていると感じました。
そして、無料であっても、ミックスボイスについての情報をある程度集めることが可能になっていました。
1つの情報源でミックスボイスの全ての知識を得ることはできませんが、
組み合わせることで、ミックスボイス習得が現実的になると私は確信しました。
そして、自分なりに得た知識を整理して、
ミックスボイス習得の練習を始めたのでした。
そして、
実戦に使えるレベルまで習得するには1年ほどかかりましたが、
私はミックスボイスを習得することができました。
このサイトでは、ミックスボイス(ミドルボイス)について、
習得する上で非常に大切だと実感したことをまとめています。
きっとこの情報は、みなさんのお役に立てるのではと思っています。
特別な才能がなくても、やる気さえあればミドルボイスの習得は可能です。
この記事では、そのことがお伝えできればうれしく思います。
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