結婚式の余興で弾き語りするなら、
曲の練習以外に準備することがたくさんあります。
これをしておかないと、ウェディング当日大変なことになるかも!
そんな準備のポイントを、私自身の経験も含めてまとめました。
1.準備すること
新郎、新婦から結婚式で余興の弾き語りを頼まれた!
そんな時は
まず始めに、何をしたらいいのだろう?
と思いますよね。
まず始めにすべきなのはこちら!
①新郎、新婦との打合せ
何よりも、この打ち合わせが一番大事です!
新郎新婦が主役の式ですから、二人の意見をふんだんに取り入れてあげたいですよね。
打ち合わせといっても、難しいことを相談するわけではありません。
・どんな雰囲気の曲がいいのか
(アップテンポな曲、バラード曲、など)
・苦手なアーティストや、曲がないか
(結構、◯◯の曲は嫌だ!というケースがあります)
・機材は借りれるのか (ギターやキーボードだと、アンプが必要な場合も)
このあたりは聞いておいたほうがいいですね。
特に機材については、
予算の関係でマイクしか借りれない
というケースが多いです。
そんな時には、③の機材の準備も必要になってきます。
②司会との打ち合わせ
今度は、結婚式場の司会者との打ち合わせです。
打ち合わせといっても電話で終わるものですが、本番をスムーズに進めるために、いくつかのポイントがあります。
・機材は何が借りれるか
マイクとマイクスタンドがいくつ借りれるのか、譜面台は借りれるのか
は重要なので、確認が必要です。
・挨拶を自分たちでするかどうか
お祝いのための演奏なので、基本的には挨拶は自分たちでもした方がいいですね。
・出番の紹介をしてもらうかどうか
紹介をしてもらっている間に自分の準備もできるので、お願いするのがオススメです。
・出番はいつ頃か
出番が前半か後半かで、当日の気持ちの持ちようも変わってきます。
どれくらいの持ち時間になるかも伝えたほうがいいですね。
・当日リハができるか
リハができるところも多いので、
演奏する位置はどのあたりなのか
音量はどのくらいなのか
を確認しておきましょう。
時間は10分程度だと思います。
③機材の準備
結婚式場は、ライブハウスとは違って機材が揃っていないことがほとんどです。
そのため、最低限の演奏を聴いてもらうために、機材の準備が必要になることがあります。
必要となる機材は以下のものです。
・マイク
式場で借りれることがほとんどです。 ただし、二人で演奏する場合などにマイクの本数が足りなくなることもあるので要注意です。
・マイクスタンド
・アンプ
ギターの音をマイクで拾って演奏することもできますが、
動きが制限されて演奏しづらく、
音質も良くありません。
また、マイク本数が不足して、ギターのマイク録りができないこともあります。
そんな時には、自身でアンプを持参する必要があります。
アンプの最大音量を考えると、ワット数は60ワット以上ほしいですね。
ただし、ワット数の大きなアンプは重いので、 もし可能であれば、あらかじめ式場に郵送しておくのが良いです。
もしアンプを持っていない場合には、式場の最寄りの楽器屋でアンプのレンタルをすることもできます。
場所によっては、一日4,000円〜ほどでアンプを借りれるので、検討してみてください。
・ギターのピックアップ
エレアコタイプであれば不要ですが、アンプを使う場合には、ギターの音を電気的に拾うピックアップも必要になります。
2.演奏時の心がけ
最後に、ウェディングで弾き語りする際の心がけについてふれようと思います。
①主役を引き立てる!
普段のライブなら、演奏者は主役です。
ですが結婚式の余興では、演奏者は結婚式のアシスト役となります。
選曲もテクニカルな曲である必要はありませんし、
お祝いをしようとする気持ちさえ伝えられれば、多少下手でも問題なし!
見せつけよう、という気持ちにどこかならないよう、意識するのが大切です。
②聴き手は酔ってます
結婚式はお祝いの場なので、お酒もたくさん振る舞われます。
なので余興の出番がくる頃には、
聴き手の方々は酔っ払い
と化しています笑
ですので、
『必要以上に本番で緊張することはありません!』
なので、
少しくらい間違っても大丈夫!
というくらいの気持ちがベストです。
以上、ウェディングの余興での弾き語りの準備についてでした。
あなたの演奏が、素敵なウェディングの1ページになりますように!
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