この記事では、突発性難聴が発症してから治療が完了するまでの私の体験談をお伝えできればと思います。
突発性難聴にかかっていることの疑いがある方、現在治療中の方などに何かしらお役にたてればと思います。
1 突発性難聴を発症
私が突発性難聴を発症したのは、
2016年11月中旬の平日朝でした。
前日に私はインフルエンザの予防接種を受けていて、少し体調が優れなかったため少し早めに寝ることにしました。
そして当日、目覚ましで起きて立ち上がった時、
ぐらっ
と今まで感じたことのないめまいを感じました。
私はよく立ちくらみをする方なので、 (すごい立ちくらみしたな…) と思いながらも、
まーいっかと大して気にもせず、仕事に向かったのでした。
しかし、職場に着いて朝ごはんを机で食べている時に、 ものすごい耳鳴りがしだしました。
たまに耳鳴りすることはあるものの、その耳鳴りは30分しても止むことはなく、 これはなんかやばいかも…と思いながら仕事を始めたのでした。
本格的にやばいと感じたのは、会議の時でした。
午前10時頃に会議室で会議が始まったとき、低いええ声をしてる同僚の会話が、左耳でビリビリとしか聴こえず、完全に言葉を聞き取れなくなっていることに気づきました。
私は体調をくずしたらすぐ病院に行くようにしていたので、
「これはなんかやばい。仕事終わったら速攻で病院いこ」
と思ったのでした。
2 病院を受診
耳の違和感を感じた日の仕事終わり、私は家の近くのキレイめな耳鼻科を受診しました。
実は受ける前から、
「めまいがしたから、メニエール病とかいうやつかな?」
「言葉が聞き取れないってことは、難聴とか…」
とかなりビビっていました。
受付をし、お医者さんとの問診を終えたところ、
「早速聴力検査をしましょう」
ということで、聴力検査用の個室へ。
そこでは、超低音から超高音までを段階的にきざんだ聴力検査を両耳とも受けました。
音が聴こえ始めたらボタンを押す、というやつですね。
また、鼓膜異常がないか確かめるため、骨伝導スピーカーを使って同じ検査をしました。
そして聴力検査を終えてお医者さんから言われたことは、
「左耳の低音聴力が著しく低下してます。」
「骨伝導でも聴こえてないので、鼓膜異常ではないようです」
「病名は突発性難聴ですね」
というものでした。
正直、突発性難聴と言われた時には目の前が暗くなりました。
そんなの治るの?
原因とか不明なやつなんじゃないの?
うわー、まじでか…
明らかに気落ちしているとお医者さんからは、
「突発性難聴の原因は解明されていませんが、ステロイド薬による治療効果が確認されていますので、早速治療を始めましょう」
「完治が3分の1、改善が3分の1、改善しないのが3分の1なので、必ず治るわけではありません」
との言葉をいただきました。
(…原因がわからないのに、なんか治る方法を見つけてくれたすごい人にほんま感謝しよ)
そして、ビニール袋がパンパンになるほどの量のお薬をもらい、とぼとぼと家路についたのでした。
3 治療中の不安
お医者さんにもらった薬は、
・ステロイド系の飲み薬
・血管を拡充する薬
・血流を良くする薬
・ビタミン剤
でした。
特にステロイド薬がチューブで飲むゼリーみたいなやつですごくでかいです。
職場で飲んでると目立つので、トイレの個室でチューチューしてました笑
しかし、お薬を飲んでも翌日からすぐ症状が改善し始めるという感じでもなく、
私は不安になり、突発性難聴についていろいろなことを調べるようになりました。
突発性難聴について調べた内容は、別記事にまとめていますのでそちらを見ていただければと思います。
突発性難聴を治療するため知っておきたいこと
調べたことの中で特に気になったのが、突発性難聴の原因として有力な説に、血流悪化を原因とするものがあったことです。
確かにお医者さんにもらった薬には、
血流を促進する薬がありました。
でも、これって耳にピンポイントで効くんだろうか…?
突発性難聴の治療には2週間というタイムリミットもあるので、
私は薬を飲んで治るかどうかの不安を抱え続けるより、
自分でできることは何でもやってみよう
と思い、ツボ押しやマッサージなども並行していくことにしたのでした。
4 治療結果
お薬を忘れず飲み続け、ツボ押しやマッサージを寝る前1時間ほど続けた結果、
発症から1週間後には症状が改善、
2週間たったころには完全に元どおり
になっていました!
お医者さんにも、
「無事元の聴力に戻られたようですね」
と言われ、泣きそうになったのを覚えています。
振り返ると、お薬の効果はもちろんあったと思いますが、
ツボ押しやマッサージを始めた次の日頃から徐々に調子が良くなっていきました。
・自分でもできることをやっているという安心感
・ツボ押しやマッサージによる血行改善
真偽のほどは不明ですが、
もし今、突発性難聴の治療で悩んでいる方がおられたら、このような
自分でもできる工夫
を取り入れ、その治療に悔いのないようにするのがよいと思います。
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