バナナは酵素が多く消化に良い!でも食べ方によって消化不良にも

健康

甘くておいしい庶民的なフルーツ、バナナ。

 

酵素を多く含み、消化に良い食べ物と言われていますが、食べ方によっては消化不良を起こし、胃もたれの原因になるという意見もあります。

 

本当のところはどうなのでしょうか??

真相を確かめてみました!

 

さらに今回は、消化しやすくバナナを食べる超カンタンレシピや、あまり知られていない美肌効果や快眠効果などもあわせてご紹介しています。

 

もっと楽しくもっと美味しくバナナを食べるためのヒントにしてみてくださいね!

 

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そもそもバナナは消化に良いのか 

 

結論から言うと、バナナは熟成の度合いによって、消化しやすさがちがうんです。

 

バナナの消化の良さは熟成ぐあいで異なる。

 

なぜなら、熟成が進むにつれてバナナの栄養分も変わるからなんです。

 

 

➀青いバナナの消化しやすさ

 

まだまだ未熟な青いバナナには、レジスタントスターチが多く含まれています。

これは「難消化性デンプン」や、「耐性デンプン」と呼ばれていて、消化に約5〜6時間はかかるんです。

 

胃で溶けず腸まで届くので、便秘解消にはもってこいなんですが…

化の良いものを食べたいときにはちょっと不向きですね。

 

 

➁熟したバナナの消化しやすさ

 

では完熟バナナはどうでしょう。

 

バナナの表面に出始めた黒い斑点は、さきほどの難消化性デンプンが果糖、ショ糖、ブドウ糖の3種類に分解されましたよ、って証拠。

 

消化も約1〜1.5時間と早く、消化不良を起こしやすい人でも安心して食べることができるんです。

 

消化しやすくバナナを食べるには、しっかりと熟成させてから食べる

ということですね。

 

 

 

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消化を良くするバナナの食べ方

 

バナナは、完熟してから食べると消化に良いことは分かりましたね。

 

ではここで、さらに消化を良くするバナナの食べ方をご紹介しますよ!

 

 

バナナを冷凍する

バナナは冷凍するとポリフェノールが約2倍になります。

ポリフェノールには抗酸化作用や抗菌作用があるんですよ。

 

アンチエイジングや美肌効果なども期待できますね。

 

(ここでちょっとしたコツ。

ラップで包んだあと、手のひらでムギュッと平べったくして凍らせてみてください。

繊維がやわらかくなり、さらに消化しやすくなります。)

 

 

バナナを加熱する

 

バナナを加熱すると、お腹の調子を整えてくれるフラクトオリゴ糖が増加するので消化の良さがアップ。

 

輪切りにしてオリーブオイルで焼いたり、皮のままオーブントースターで焼いたり。

加熱して食べることでカラダも温めてくれます。

 

 

バナナを細かく、柔らかくする

 

同じ食材でも、細かく刻んだり、すりつぶしたりする事でさらに消化が良くなります。

こんな方法でアレンジしてみるのはいかがでしょうか?

超カンタンレシピをご紹介します!

 

 

〈カットしてヨーグルトをかける〉

バナナの食物繊維が、ヨーグルトの乳酸菌との相乗効果で整腸作用を高めます。

 

〈バナナと豆乳のジュース〉

バナナと豆乳をミキサーにかけ、ハチミツを加えます。

 

砕くことでさらに消化しやすくなったバナナ。

大豆のイソフラボンがプラスされることで、脂肪を燃えやすくし、基礎代謝もアップ。

さらにハチミツの抗菌作用で風邪の予防にも!

少し酢を混ぜてると、あと味がスッキリして栄養価もup。

 

朝に飲みたいヘルシードリンクです。

 

〈バナナと豆腐のアイス〉

ミキサーにかけてバットなどの容器に移し、冷凍庫へ。

完全に固まるまで待つか、少し柔らかいうちに食べるかはお好みで。

 

ちなみに私はハチミツ、ココナッツミルク、練乳、黒糖などを気分によって変えてかけています。

 

最近ハマっているのはきな粉

和風テイストになっておいしいですよ!

 

 

 

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消化の良いバナナはこんな時に食べよう!

熟してさえいれば消化のいいバナナ。

こんな場面で食べるのがおすすめですよ!

 

 

朝食に

タンパク質、ビタミンB群、マグネシウム、ナイアシン、葉酸などなど。

栄養素をバランスよく豊富に含み、スルッと皮をむくだけで食べられるバナナはまさに万能フルーツ。

 

消化も良く、1日の活動に必要なエネルギーが持続するので朝食にピッタリ!

 

食べすぎた日の翌朝や胃が重いとき

完熟バナナは胃の粘膜を保護するリン酸塩の濃度が高いので、胃腸が弱っている時にも最適。

 

疲れがたまっているとき

バナナに含まれるブドウ糖は、すぐに脳のエネルギーになり疲労回復に役立ってくれます。

疲れてボーッとしたあたまもスッキリ。

 

 

スポーツをするときに

カラダを動かすときのエネルギー源は糖分。

バナナには、食べてすぐにパワーに変わるブドウ糖と、長時間じっくりスタミナをチャージしてくれるショ糖の両方が含まれています。

 

さらにカリウムが筋肉のけいれんを防止し、ケガや故障を防ぎます。

 

ダイエットに

 

栄養たっぷりで腹持ちがよく、低カロリー

1本約86kcal ご飯½杯分と同じ

のバナナはダイエットの強い味方。

 

食事の前に一本食べることで、空腹感を和らげ、食べ過ぎを防ぎます。

スナック菓子の代わりに。

 

ただし消化のことを考えると、食事の30分前までに食べるのがポイント。

 

睡眠不足のときに

 

快眠フードとも呼ばれるバナナには、睡眠の質を高めてくれるマグネシウムやカリウム、イライラを鎮めるセロトニンが含まれています。

 

なかなか寝付けない。夜中に何度も目が覚めるといったお悩みをお持ちの方にもオススメ。

 

かといって寝る直前に食べればさすがに消化不良を起こしてしまいます。

寝る1〜1.5時間前までに、½本程度を食べましょう。

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