パッタイとは?よく使われる材料、気になるカロリー等ご紹介

日常

“タイ料理”といえば何を思い浮かべますか?

「トムヤムクン!」 と答える方が多いかもしれませんが、やっぱり「パッタイ」も外せません!

 

タイの屋台や食堂はもちろん、最近では高級なレストランでもよく見かけるタイ料理の定番中の定番です。

 

今回はそんな「パッタイ」について、その正体やよく使われる材料、カロリーなどなど詳しく調べてみました!

 

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パッタイとは?

出典 https://www.instagram.com/p/BoGwe3ElUNz/?utm_source=ig_share_sheet&igshid=5prp4j8b0ccl

 

パッタイとは、“タイ風焼きそば”のこと。

 

米粉からできた「センレック」というライスヌードルを炒めたものです。

 

パッタイの名前の由来

出典 https://www.thailandtravel.or.jp/about/outline/

「パッ」は「炒める」。

「タイ」は「タイ王国」のタイ。

 

つまり、パッタイとは「タイ炒め」って意味なんですよ。

「国の名前」がそのまま「炒めもの」になってるってユニークですね。

 

パッタイの歴史

パッタイが登場したのは意外にも最近で、1930年代です。

その誕生秘話はこちら。

 

第二次世界大戦の混乱期、当時のタイ首相ピブーンは、「国民食コンテスト」を開催しました。

そのねらいは、

 

①国民の気持ちをひとつにする
②自国の文化を発展させる

 

国を建て直すためにあみ出した政策の1つだったんです。

そこで優勝したのがパッタイ。

 

当時タイは米不足に苦しんでおり、 米を“粒”で食べずに“麺”にすることで、少しでも米の消費量をおさえようとしていました。

 

そこが優勝の決め手になったのかもしれませんね。

 

そして戦後には、ライスヌードルの製造や調理をなりわいとすることで、大勢の人が戦後の大不況を乗りきりました。

 

こうしてパッタイはどんどん広がり、タイの国民的な食べものとして定着していったんですね。

 

ちなみに1939年、国名が“サイアム”から“タイ”に変更されたこともあり、新しい国名をなじませる意味合いもあったようです。

だから国の名前が入ってるんですね。

 

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パッタイによく入ってる具材

具だくさんなパッタイですが、具材には何が入ってるんでしょうか。

ちょっと分解してみましょう。

 

ライスヌードル

出典

https://kaldi-online.com/item/4560148203610.html

米粉でできた“センレック”という乾麺です。

水でふやかしてから使います。

 

極細麺の“センミー”
春雨
ビーフン

などをアレンジ版として使う店もあるようですね。

 

シーフード

出典 https://www.instagram.com/p/Bk4kA1RnuPW/?utm_source=ig_share_sheet&igshid=1xwef8hq3btrs

 

干しエビ、イカ、カニなど。

高級店では生エビもよく使われます。

 

野菜

もやし、ニンニク、大根やカブの漬物、タマネギなど。

 

調味料

出典 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%BC

ナンプラー、酢、しょう油、パームシュガー(ヤシの実からとれる砂糖)など。

ナンプラーは魚が主成分なので、ベジタリアン向けにはしょう油が使われるみたいですね。

 

ライムを上からしぼって食べます。

おいしそう!

 

 

その他の具材

(タイで売られているタマリエンド)

出典 https://www.bangkoknavi.com/special/5000948

 

卵、ピーナッツ、豆腐、鶏肉、トウガラシ、タマリエンド(甘みとと酸味のあるマメ科の果実)など。

 

 

中華料理でよく使われる豆腐や干しエビを使っていたり、フォーと同じくライスヌードルをつかっています。

 

中国やベトナムの影響をうけているようですが、ナンプラーなど、タイ独自の調味料を使っているので、れっきとしたタイ料理なんですよ!

 

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パッタイのカロリー、炭水化物はどのくらい?

普通の焼きそばとパッタイの一番の違いは、パッタイには“ライスヌードル”が使われているということ。

 

まずは普通の焼きそばに使われている“こむぎ麺”

そしめパッタイに使われている“ライスヌードル”

それぞれの栄養価を比較してみましょう。

 

文部科学省の食品データベースによると、

こむぎ麺よりもライスヌードルはカロリーが1〜2割低いことがわかります。

 

こむぎ麺

エネルギー 365kcal

炭水化物 73.0g

(100gあたり)

 

ライスヌードル

エネルギー 265kcal

炭水化物 58.4g

(100gあたり)

参考 https://fooddb.mext.go.jp/index.pl

 

ライスヌードルは小麦アレルギーの人も食べられるし、グルテンフリーダイエット中の人もオッケー!

 

…と思いきや??

 

実はパッタイ自体はかなりの高カロリー料理

一人前で少なくとも870kcalほど、中には1000kcalをゆうに超えるものもあるんです!

 

その理由は、炒めるときに麺どうしがひっつかないよう油をたっぷり使うからなんです。

 

しかもタイ料理は味つけが濃いものが多く、塩、砂糖もふんだんに使われています!

 

あの油っこさでごはんが進むんですけどね…。

食べる量には要注意です!

 

 

パッタイと一緒に食べるなら、

トムヤムクン(250kcal)

ソムタム(青パパイヤのサラダ、150kcal)

がカロリー控えめでおススメです。

 

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おわりに

タイ料理はこってりした味が魅力ですが、パッタイは意外に高カロリー。

 

カロリーを気にする人はほどほどにした方が良さそうですね。

 

ライスヌードル自体は低カロリーなので、 自宅で作って具材や調味料を調整をすればダイエット中でも安心のヘルシーメニューになりそうです!

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