主食のご飯やパンのように食べる機会が多いうどん。
忙しい時でもさくっと食べられて、種類も豊富で飽きないですよね。
お家で作るうどんも美味しいですが、
外食で食べるのも一味違って大好きです^^
価格がお手頃なことも嬉しいですよね。
その中でも、なぜ「かけうどん」が異常に安いのか気になりませんか?
私は、美味しいのに安すぎることが不思議に感じました。
きっと同じように疑問を抱いている方がいるのではないでしょうか。
ということで、今回はかけうどんが安い理由を調べてみましたよ。
かけうどんとは
wikipediaより参照
https://ja.wikipedia.org/wiki/うどん
「かけうどん」とは、温めたうどんに熱いつゆ(濃口醤油)をかけたうどんです。
具材は入れずに、入れたとしても薬味だけの場合が多いです。
うどんと一緒に、つゆ(だし汁)を楽しみます。
関西では「素(す)うどん」と呼ばれます。
温めたうどんに熱いだし汁(薄口醤油)をかけます。
とろろ昆布や薄切りのかまぼこなどの具材を入れることが多いです。
日本では、そばよりうどんの方が、古い時代から食べられていましたよ。
現在のような細くて長いうどんが全国に定着したのは、江戸時代前期だそうです。
残念ながら「かけうどん」の食べ方が、いつ頃から広まったのかは記録が残っていませんでした。
うどんの原価
それでは、かけうどんが安い理由にせまる前に、うどんの原価をご説明します。
①うどんメニューの値段
まずは、
定番の「かけうどん」と「ぶっかけうどん」の価格を
代表的なチェーン店2つからご紹介しますね。
麺を湯きりして器に盛り、生醤油や少量のつゆをかけて食べるうどんです。
具材はお店により違います。
かけうどんがつゆ(だし汁)を楽しむのに対し、
ぶっかけうどんはうどんの風味や食感を楽しみます。
具材に合わせて呼び方が変わる場合もありますよ。
例えば、肉がメインの具材なら「肉ぶっかけ」などと呼びます。
丸亀製麺
かけうどん(温)
ぶっかけうどん(温・冷)
はなまるうどん
かけうどん(温)
*はなまるうどん 参照
https://www.hanamaruudon.com/menu/
ぶっかけうどん(温・冷)
*はなまるうどん 参照
https://www.hanamaruudon.com/menu/
②うどん麺の原価
次は、うどん麺の原価を紹介しますね。
単純にメインの原材料である小麦だけで考えれば、
一玉のうどんが19.36円でできます。
うどん屋での一玉の平均量は茹で上がりが約240gです。
茹で上がりが240gのうどんを作るには、
小麦粉を80g(全体の1/3の量)使用します。
実は残りは水分がほとんどです^^
2018年の小麦1kgの全国相場が242円です。
1g = 0.242円
80gだと19.36円
しかし、トッピングやだし汁などの材料費、材料のロス(廃棄)分の費用、光熱費、リース代や家賃などの代金もかかるので実際にはもっとかかっています。
うどんは、原価を抑えるだけでなく、他の部分でも利益を上げる工夫をしているようです。
・お客様のお好みでトッピングを購入してもらう。
・駅やショッピングモールなど、回転率の良い場所に店舗がある。
・券売機、セルフサービスなどで人件費を抑える。
・自社工場やそれぞれの店舗で麺を作る。
かけうどんはなぜ安い?
丸亀製麺では「かけうどん」と「ぶっかけうどん」が同じ価格でしたが、
だいたいのうどん屋では、かけうどんが安めの価格になっている場合が多いです。
なぜ「かけうどん」のみが安くなっているのか気になりますよね。
実は、
はなまるうどんでは、より多くの方にはなまるうどんを食べてもらうために「かけうどん」をサービス価格で提供しているそうです。
その他のかけうどんが安い理由も3つわかりましたよ。
→温かいものと冷たいもので茹で方も変わりますし、
だし汁を二種類別に用意する必要があります。
「かけうどん」が安い理由がわかりましたね^^
これからも遠慮せず、少しお得なかけうどんを堪能しちゃいましょう!
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