日本の食卓には欠かせないお米!
しかし最近は、パンや麺などを食べる機会も増えましたよね。
お米が残って古くなってしまった
周りの方から古米をもらった
そんな機会もあるのではないでしょうか。
古米って臭いが気になったり、パサついたりするイメージがあって、 なかなか厄介ですよね。
私もついつい新米と古米を比べてしまいます。
食べ物を粗末にするのは気分が良くないですよね。
どうしたら上手に活用できるのか悩んでしまいます。
そこで今回は、
古米を美味しく食べる方法
その他にも活用する方法があるのか
を調べました。
少し劣ったイメージのあった古米にも、古米だけの良さと得意分野がありましたよ!
古米の特徴
「古米」とは、収穫から1年以上たった(前年に採れた)お米のことです。
古米というと、質の悪くなったお米のようですが、 それは間違ったイメージです。
古米の特徴
なので古米は、炊き込みご飯やチャーハン、パエリアなどと相性が良いですよ。
とっても美味しく仕上がります^^
実は以前は、古米の方が新米よりも贅沢品でした。
現在も、米農家の方は氷温保存という方法でねかせておき、 熟成してから食べているそうです。
そうすることにより、新米よりも甘みや旨みがアップします。
流行りの熟成肉ならぬ熟成米ですね!
お店で販売されている「ブレンド米」にも、 わざと古米をブレンドしていますよ。
どうやら、風味や食感をより良く調整するためですのようですね。
ちなみに古米は、年数で名前が変わるんですよ!
・・・のように呼び方が変わります。
「古くなったお米」には、それぞれ名前をつけるぐらいの価値があるってことですよね!
古米の美味しい食べ方
古米を美味しく食べるには2つのポイントを意識することが大事です。
1、古米の特徴を活かすのがポイント!
古米を美味しく食べるには、まずその特徴やメリットを活かすことが有効です。
さきほどご説明した炊き込みご飯やチャーハン、パエリアにするのも良いですね!
また、古米は乾燥しているのが特徴なので、水をたくさん吸います。
ご飯として炊くのであれば、
水の量を普段よりも多めに入れてくださいね。
水に浸けておく時間を長めにするのも効果的です。
そうすれば、炊けた時には新米よりも2〜3倍にお米が膨らみます。
おかゆやリゾット作りに合いますよ^^
2、新米とは逆のことをするのがポイント!
また、古米を美味しく食べるには、新米を炊く時にはしないような工夫がすごく効きます。
では古米の美味しい炊き方をご説明していきますね。
①お米の洗い方
まず洗う時、 新米の洗い方とは逆で、ぎゅっぎゅっと力を入れて研ぐことが大事です。
お水の色も新米の時とは違います。
透明になるまで研いでくださいね。
そうすることで、古米の表面についた「ぬか臭さ」をしっかり落とすことができます。
②水の量
次は水の量です!
いつもの規定の量よりも、水を少し多めに入れるようにしましょう。
③お好みでカスタム
そして最後は、隠し技7選です。
お好みに合わせて、これらの技も併せて試してください。
→水を浸す時間を3時間くらいにする。
→「日本酒」または「調理酒」を古米2〜3合に対して小さじ1〜大さじ1程度入れる。
*水の量は通常の量で大丈夫です。
→「サラダ油」または「オリーブオイル」を古米2合に対して小さじ2分の1または小さじ1程度入れる。
→「もち米」を古米に対して一割程度入れる。
→「はちみつ」を小さじ1程度入れる。
→「重曹」を米5、5合に対してティースプーン2分の1程度入れる。
→「氷」を米1合に対して30g程度入れる。
*水の量は通常通りで大丈夫です。
*この方法の場合は、最初に「お米」を冷水に30分以上(冬場はもう少し長めに)浸けておく。
水を捨ててから「氷」と「水」を入れる。
ちなみにこの方法は、冷めてからももちもちしているので、べちゃつきやすいお弁当に合います。
そして、お米が古ければ古いほど実感しやすい方法です。
古米の活用方法
古米の美味しい食べ方を試したけど、たくさんありすぎて食べきれない。
食べられそうにないほど古そうなお米で困っている。
そんな方への古米の活用方法もご紹介しますね。
→私も祖母によく作ってもらいました。 お菓子感覚で食べれますし、もらっても嬉しいです。
→たけのこからエグミを取り除き、旨みを引き出します。
下ゆでする際に、米のとぎ汁の代わりとして使う。
白く柔らかく煮えます。
→食べることに困っている方の役に立てたら嬉しいですね。
→お米が重りとして、使いやすいらしいのです。
→コンポストに入れておくことで肥料になります。
→近隣の方の迷惑にならないように、餌をあげる場所には気をつけてくださいね。
以上、古米の活用方法でした。
せっかくの食料ですから、無駄にならないように使いたいものですよね!
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