ミニギターの完全まとめ 種類やサイズ、音量まで解説

ギター

キャンプやピクニックなど、

ギターを外に持ち出したい時なんかに活躍するのがミニギター

 

でもいざ買おうとすると、ミニギターについて数々の疑問が出てくると思います。

 

音量

サイズ

チューニング

 

などなどですね。

 

この記事ではそんなミニギターについて、買い物に失敗しないための情報を徹底解説していきたいと思います。

 

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1.ミニギターの魅力

「ミニギター」というのは、はっきり定義があるわけではありません。

 

通常のドレッドノートのギターよりふたまわりほど小さくしたギター、

というイメージですね。

 

 

まずは、その「ミニギター」にどんなメリットがあるのかを説明していきます。

 

①とにかく軽い

なんといっても、ミニギター1番のメリットはその軽さ

 

例として、

YAMAHAのJR2というミニギターの場合、重さは1.3kgです。

ドレッドノートサイズの定番であるMartin D-28が2.1kgほど。

 

なので、一般的なギターと比べて0.8kgの差があることになります。

 

3〜4cmほどの厚さのギタースコアで重さが0.9kgはあるので、まるまるスコア一冊分軽いわけですね。

 

②コンパクト

実際に持ってみないとイメージしにくいですが、ミニギターは想像以上にコンパクトです。

左が、YAMAHAのスタンダードなサイズのアコギ、FG800。

 

右がミニギターのJR2です。

 

ふたまわりは小さいですね。

写真で見る以上に、実際のサイズ差はあります。

 

このあたりは、ぜひ実際に持ってみてほしいです。

 

 

 

コンパクトなので、気ままにギターを手元によせられるのがメリットですね。

よーし弾くか、のハードルもとても低いです。

 

キャンプやピクニックなど出かける時に持っていきやすいのも良いですね。

 

 

③弦のテンションが低い

ミニギターはスケールが短いので、必然的に

弦のテンションが低く、ゆるく

なります。

 

 

またフレットも狭いので、手が小さくても押さえやすいというメリットがあります。

 

ただ、弦のテンションが低い分、

チューニングが狂いやすい

というデメリットもあります。

 

 

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2.ミニギターの種類

そんなミニギターですが、実はサイズによって種類があります。

なので、これからミニギターを買おうとしている方はちょっと注意してくださいね。

 

①普通のギター

よくある一般的なギターは、スケールが650mmです。

 

②ミニギター

大きく分けて、スケールの長さが

430mm

540mm

580mm

のものがあります。

 

スケール430mmのもの

これはギタレレとよばれるミニギターのスケールです。

 

サイズはウクレレくらいで、チューニングも通常のギターとは違ったものになります。

弦はナイロンになります。

 

 

スケール540mmのもの

通常のギターのチューニングのままで1番小さいのが、このスケール540mmです。

ギターとして最大限コンパクトにしたいなら、このスケールのミニギターがおすすめです。

 

 

スケール580mmのもの

ギターとしてコンパクトながらも、ある程度の音質も備えているものが多いです。

 

ベビーテイラーリトルマーチンなどもこのスケールです。

当然チューニングはレギュラーです。

 

 

 

このように、ミニギターといっても、大まかに大中小とサイズが分かれているので、買う際には注意してくださいね。

 

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3.ミニギターの音量

ミニギターを検討している方で、次に気になるのが音量ではないでしょうか。

 

 

 

マンションに住んでいて、部屋でアコギを弾きたいけど音量が気になる方。

 

バーベキューやピクニックなど、

外に気軽に持参したいけど、音量がちゃんとでるか気になる方。

 

それぞれおられるのではないかと思います。

 

 

部屋弾きできるほど音量が控えめなのか?

外で弾けるほど音量が大きいのか?

 

ミニギターには、使用場面によってこういった正反対の疑問が生じます。

 

結論からいくと、

 

ミニギターの音量は意外にでかいです。

 

マンションで部屋弾き、というのはあまり期待しない方がいいですね。

 

一方で、5、6人くらいの前で演奏するにはなんら不自由しないと思います。

 

なので、

 

ミニギターを部屋弾きしたいなーという方は、

近くの公園に持ち出して演奏するのを検討してはどうでしょうか。

 

ほどよい音量なので、ミニギターを公園で弾いてて苦情を言われることはほぼないと思います。

 

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4.ミニギターのチューニング

次に気になるのは、

ミニギターのチューニング

 

普通のギターと同じようにチューニングできるのか、

ミニギター用のチューニングをしないといけないのか。

 

スケールが580mm540mmのギターは、 大体が普通のギターと同じレギュラーチューニングが可能です。

 

ただ、スケールが430mmのギタレレだと、 ギターの音をすべて5度上げたチューニングになってしまいます。

 

ギタレレは、普通のギターと同じ押さえ方のコードが使えるのですが、 音的には完全にギターとは別の楽器ですね。

 

ウクレレのような感覚で弾くならコンパクトでいいのですが、ギターの感覚で弾きたいなら、正直おすすめしません。

 

 

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5.ミニギターの定番モデル

それでは、最後にミニギターの定番モデルをご紹介していきます。

①スケール580mmのもの

このスケールは一番品揃えが豊富なイメージ。

ベビーテイラーリトルマーチンなど、

4、5万円前後はするものの、音質の良いモデルがあります。

 

どちらも可愛らしい名前ですが、テイラーやマーチンの名を冠するだけあって、

その鳴りは本物です。

 

 


 
 

 

②スケール540mmのもの

YAMAHAのJS2は、このサイズでレギュラーチューニング、しかも作りもしっかりしています。

音もかなり鳴りますし、つや消し塗装なので汚れにくいのも魅力ですね。

ちなみに、弦はライトゲージ推奨となっています。

 

 

③スケール430mmのもの

YAMAHA GL1が代表モデル。

ギタレレともよばれます。

 

普通のギターに、ちょうど5カポをつけた音のチューニングとなっています。

弦はナイロンで、ほぼウクレレのサイズです。

 

個人的には、

ジャカジャカかき鳴らすのに向いてないので、ギターの代わりを探している方にはおすすめしません。

 

ギターに近い感覚で弾けるウクレレとしてなら、アリですね。

 


 


以上、ミニギター大特集でした。

他にも、

ギターをアルペジオで弾く時、ピックはどうすれば?

などの記事もあるので、ぜひ読んでみてください。

それでは!

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