ハーモニカってカッコいいですよね。
でも種類がいろいろあるし、
始めたくてもどのハーモニカをまず買えばいいかよくわからない!
この記事では、そんな方に向けて、
どのハーモニカを使えばいいかわかりやすいよう、
素敵なハーモニカの演奏動画を交えつつ、ハーモニカの種類を詳しく解説します。
これで、自分のイメージにぴったりなハーモニカがバッチリわかりますよ。
1.ハーモニカの種類
まずは、簡単にハーモニカの種類をご説明します。
それぞれがどんな音色かは、次の項目でご説明しますね!
①ブルースハープ
まずは、使っている人が最も多いと言われるハーモニカから。
ブルースハープというハーモニカで、10個の穴が空いているので、 テン・ホールズともよばれます。
ブルースハープという名前のとおり、
ブルースでも使われるのですが、
ロックやジャズ、ポップスなどかなり幅広く使えるハーモニカです。
「ベンド」や「ブローベンド」などの、
ブルースハープでないと使えない技があって、その音色が非常に魅力的です。
ベンドすると、音を【くいっと下げる】ことができ、とってもブルージィな響きが得られます。
ベンドは、あとで紹介するブルースハープの演奏を見ていただいたらすぐわかると思います。
値段は500円から3000円まで
が中心。
リーズナブルで手が届きやすいですね。
ただ、出せる音が決まっているので、各キーごとにハーモニカを買う必要があるのがデメリット。
Cのキー
Dのキー
といった感じで、各ハーモニカごとにキーが決まっています。
なので、よく使うキーのブルースハープを買っておくといいです。
例えば、CやGなどのキーはよく使いますが、A♭などのキーはあまり使うことがありません。
欲しくなった都度、買い足していくといいかもしれませんね。
②クロマチックハーモニカ
次は万能なクロマチックハーモニカです。
予算は9000円くらいから。
ブルースハープと比べると、それなりに値段がします。
ただ、レバーを操作することで全ての音が出せるように設計されているので、
ブルースハープのようにキーごとにハーモニカを買う必要はありません。
また全ての音階が出せるので、
ジャズやクラシック、ポップスなどジャンルを選びません。
欠点は、レバー操作も必要になるので演奏の難易度が高いことです。
③複音ハーモニカ
最後は、複音ハーモニカをご紹介します。
予算は10000円前後
写真では少しわかりにくいですが、
縦に2列ずつ穴が並んだハーモニカです。
縦2つの音は同じ音ながら微妙に音程がずれていて、
音色に独特のうねりが加わるようにできています。
個人的にですが、昭和のような哀愁のある雰囲気がでるハーモニカです。
2.ハーモニカの音色を知ろう
ハーモニカの種類はわかったけど、
じゃあどのハーモニカを買えばいいの?
という疑問がでるのではと思います。
やりたいジャンルや曲の雰囲気によって、ぴったりなハーモニカは変わってきます。
以下では、各ハーモニカの素敵な演奏動画をご紹介していきます。
ぜひ、自分にぴったりなハーモニカを見つけましょう!
①ブルースハープ
いかにもブルース、といった雰囲気の曲。
名前のとおり、こういった曲にブルースハープはバッチリ決まります。
また、ブルースだけでなくJAZZにもブルースハープを合わせることができます。
以下の曲はJAZZのスタンダード、「Autumn Leaves」です。
哀愁ただよう雰囲気が、曲にすごいマッチしてますよね。
他にも、ブルースハープはロックやポップスに多用されています。
JPOPなら、
いきものがかり
ゆず
コブクロ
長渕剛
などのアーティストが、 ブルースハープをよく使っていますね。
ゆずの「からっぽ」も、出だしからブルースハープを使った曲として有名です。
JPOPの中でも、哀愁のある楽曲によく使われているイメージですね。
ちなみに、ゆずのようにギターを弾きながらブルースハープを吹きたい場合には、
ハーモニカスタンドが必要です。
ちなみに、実際に使った感想ですが、
ハーモニカが口の前にずっとあるので、
かなり歌いにくくなります笑
慣れるには練習が必要ですね。
②クロマチックハーモニカ
テクニカルな動きが要求されるため、
難易度の高いクロマチックハーモニカですが、 演奏できる幅はとても広いです。
まずは、 ハーモニカ奏者である南里沙さんの「VOICES」をご紹介。
XperiaのCM曲にも使われました。
ハーモニカって、こんな力強い音が出るのか、と驚きますね。
とてもキレイな音が出ます。
また、こういったメロディアスな曲だけでなく、
JAZZっぽい曲にもクロマチックハーモニカを合わせることができます。
かなりかっこいいですね!
③複音ハーモニカ
どこか懐かしい響きのする複音ハーモニカ。
似合う楽曲は、童謡などが多いです。
ハーモニカ1つで重厚な響きが得られるのも魅力ですね。
複音ハーモニカを使った曲として、
滝廉太郎の「荒城の月」をご紹介します。
懐かしい雰囲気のする音色ですね。
とっても雰囲気が出ています。
以上、ハーモニカの種類と音色についてでした。
自分に合うハーモニカは見つかりましたか?
ぜひ、ハーモニカ選びのお役に立てればと思います!
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