ヘッドホンを使っていると、自分のヘッドホンから外に音が漏れてないか、不安になったりしますよね。
かといって、周りの人に聞くわけにもいかないし。
この記事では、そんなヘッドホンの音漏れの原因や、セルフチェック方法についてご紹介します。
1.ヘッドホンの音漏れの原因は種類にあり
ヘッドホンの音漏れの一番の原因は、もちろん音量がでかすぎることです。
でも、実はそれ以外にも、どんなヘッドホンを使っているかで音漏れのしやすさが変わってきます。
音漏れのしやすさは、主に
ヘッドホンの 外側(ハウジング)がどうなっているか
が重要です。
ヘッドホンの外側の種類は、次の3種類です。
①クローズドヘッドホン
これはいわゆる、一般的なヘッドホンのことですね。
ヘッドホンの外側に穴などは空いておらず、密閉されています。
そのため、中の音は漏らさず、外の音も入りにくい構造です。
ただし、その分低音が強調され、こもった音に聴こえると言われています。
さらに分類すると、耳をすっぽりと覆うオーバーヘッドタイプと、耳にのせるオンイヤータイプがあります。
でも、近年ではオンイヤータイプのイヤーパッドも進化しており、あまり音漏れについては変わらないことが多いです。
②オープンヘッドホン
少し良いヘッドホンを買ってみよう、となった時に選択肢に入ってくるのが、 この「オープン」タイプのヘッドホンです。
写真を見ると、ヘッドホンの外側に穴が空いていますね。
オープンタイプのヘッドホンは、見た目のとおり遮音性が低いです。
ただ、密閉しないので、高音がきれいに響き、空気感のある爽やかなリスニングができます。
使うなら室内で、屋外で使うのはあまりおすすめできません。
また、このような耳掛けタイプのヘッドホンも、見た目では分かりにくいですが、ほとんどがオープンタイプです。
耳掛け式はもともと耳への圧力が弱いので、オープンタイプとも合わさって、かなり音漏れしやすいです。
なので、選ぶときにはご注意ください。
③半オープンヘッドホン
最後にご紹介するのが、この「半オープン」タイプのヘッドホンです。
該当するモデルはとても少ないです。
オープンタイプほどではありませんが、外側に小さな穴が空いていて、多少音漏れする構造になっているので、ご注意を。
ということでヘッドホンの種類をまとめると、音漏れしないのを重視するなら、
①のクローズドタイプのヘッドホン
がおすすめです。
2.ヘッドホンの音漏れセルフチェック
では、ヘッドホンの音漏れ、どのくらいか自分で確認する方法はないものでしょうか。
おすすめな方法は、どれくらい音量を上げると音漏れするのか、一度でいいのでテストすることです。
セルフチェックの方法は簡単です!
音漏れセルフチェック方法
①ヘッドホンをいつもどおりつける
②普段より大きい音量に設定
③ヘッドホンを外す
④足にずぼっとヘッドホンをかぶせる。
(ホントは素足の方が、耳にフィットさせた状態に近いかも笑)
⑤静かな部屋で、どれくらい音が漏れてるか確認する。
この写真のように、足にずぼっといきます。
足の根本あたりがちょうどいいかもしれません。
写真ではジーパンを履いていますが、理想は素肌の状態ですね笑
一度でもいいのでこのテストをやっておくと、
どのあたりまで音量を上げてもセーフなのかわかる
ようになります。
意外と音量上げてもいけるのか、という感じに。
一度どんなもんか知っておくだけで、
電車で音楽を聴くときに、
(これって音漏れしてないかな?)
とむやみに不安になることも少なくできますので、効果的ですよ!
ということで、ヘッドホンの音漏れとセルフチェックについてでした。
素敵な音楽ライフのお役にたてれば。
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