皆さん、木苺といえば、何を思い浮かべますか?
ラズベリー?クランベリー?
甘酸っぱくて可愛い木苺。
一口に木苺といっても、いろんな種類がありそうですが、それぞれの違いはあるのでしょうか?
木苺とは?
木苺って、そもそもなんでしょうか。
正式名称を調べてみました。
色んな資料を調べてみると、“木苺”は正式には“バラ科キイチゴ属”という名前の植物です。
小さな実が集合してできた、丸っこくて可愛らしい果実の総称だったんです。
日本には野生の木苺が80種以上もあって、野山で自然に見かけることができるんですよ。
「子どものころよく食べたなぁ」
なんて、なつかしい思い出をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私も、昔は父と一緒に山へ行き木苺を摘んで食べたものです。
木苺の味
木苺の味をひとことで言えば、「甘酸っぱい」って言葉がぴったりでしょう。
甘酸っぱさにプラスして、わずかにプチプチと皮がはじける感触や、小さな種の歯ざわりが主張してくるのを感じ取れます。
実際に食べたことのある方も多いでしょう。
木苺の甘酸っぱさを活かしていろ~んなスイーツも作られていますよね!
代表的なものをいくつかご紹介します。
例えばラズベリーやブラックベリーが原料のチョコレート。
ピンク色でオシャレですね!
木苺のジャムもおいしいですよ。
よく、かわいい瓶に入って売られています。キッチンに置いておくだけでオシャレな雰囲気になりそうですね。
出典 https://www.instagram.com/p/Blfbtf8h3hq/?utm_source=ig_share_sheet&igshid=1j5qj6jbyf4i9
そして何と言っても!
ケーキのトッピングには欠かせないですよね!
パッと目を引く木苺は、小粒ながらも存在感があります。
出典 https://www.instagram.com/p/Bi1gx5aHVMa/?utm_source=ig_share_sheet&igshid=n3y5m2au20m0
その他にも果実酒やジェラートなどなど、木苺の甘酸っぱい味と鮮やかな赤い色は主役にぴったり。
木苺とラズベリーの違い
木苺とラズベリーって同じように見えますが、一体何が違うんでしょうか。
実は、ラズベリーも木苺の1つなんです。
先ほども出てきましたが、木苺とは、“バラ科キイチゴ属”っていう果実の総称なんです。
木苺の中にはラズベリーのほかに、ブラックベリーやヘビイチゴなども含まれます。
たしかに色は赤や黒などさまざまですが、見た目はよく似ていますよね!
小ネタなんですが、ヘビイチゴの名前の由来は諸説あるようです。
出典 https://www.weblio.jp/content/%E3%81%B8%E3%81%B3%E3%81%84%E3%81%A1%E3%81%94
①ヘビがいそうな場所に生えているから
②味がなく、人間の食用に向かないのでヘビが食べるイチゴだから
③イチゴを食べに来る小動物をヘビが狙うから
私も小さい時はヘビイチゴを食べるとヘビに追いかけられると思って怖くて近づけませんでした!
我ながら純粋だったなぁ。。
ちなみに木苺と似たもので、クランベリーとブルーベリーがありますが、この2つは“ツツジ科スノキ属”という種類に分類されます。
同じようでもちょっと違うんですね。
たしかに木苺は小さな粒が集合してますが、ブルーベリーやクランベリーは、小粒ではありますが表面がつるんとしてます。
よく見てみると違いが分かりますね!
おわりに
つまり、、
ラズベリーは木苺の仲間だったんですね。
ちなみに木苺はフランス語でフランボワーズといい、
クラフティー
(リムーザン地方というフランス中南部に位置する地方に昔からある伝統的な焼き菓子。さくらんぼもよく使われる)
など、フランス菓子には欠かせない食材として親しまれています。
木苺の可愛らしさは世界中で愛されているんですね!
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