服を選ぶ時は、色やデザインに目が行きがちです。
でも、洗濯のしやすさ、色落ちはどんな感じになるか等、素材を気にする人もいるでしょう。
生地といえば、麻、シルク、コットン、ポリエステル、デニム生地等が思いつきますよね。
その中でも、今日は聞いたことあるけどよく知らない人が多い「キャンバス地」を取り上げてみたいと思います。
キャンバス地とは?
引用:https://item.rakuten.co.jp/cottonplaza/nt00/#PopUp1534560579158346
キャンバス地は、綿や麻で織られた布地と定義されています。
キャンバスを英語で書くと「canvas」です。
canvasには、テント、テントが集まったもの、絵を描く布等の色んな意味があります。
確かに、普通のイラストを書くときは紙ですけど、美大生や絵を描く職業の人は大きなキャンバスを持って歩いていますよね。
見た感じ紙よりも「厚手」「丈夫」「頑丈」という印象を受けます。
その印象の通り、キャンバス地は頑丈で純朴な感じのする素材です。
そのキャンバス地は、エコバッグ等にも重宝されています。
キャンバス地を使ったグッズ
そんなキャンバス地を使ったグッズ。
みなさんも一度は見たことがあるはずです。
①バッグ
丈夫で長持ちするキャンバス地は、重たいものを入れるバッグに適しています。
キャンバス地のエコバッグやトートバッグは、街中でよく見かけますよね?
特にエコバッグは牛乳やペットボトル等の重たいものから、野菜等かさばるものまで入れます。
なのでちょっとやそっとのことで穴が開いたり持ち手がほつれるようでは意味がありません。
私もナイロンのエコバッグとキャンバス地のエコバッグ、両方を持っています。
ナイロンは丸めるとバッグの隙間に入って良いのですが、重たいものを入れるとはちきれそうになります。
キャンバス地のエコバッグは丸めたところで意外とバッグの場所をとるのですが、買い物する時はたっぷり収納できて持ち運びも安全なので、なんやかんやで重宝します。
また、買い物の時以外、例えばちょっと外でアウトドアをする、日帰りで遠出するのような時もキャンバス地のバッグは頑丈で助かります。
ちょっと重たい荷物を入れても安心ですし、余ったスペースに買ったお土産なんかを入れるのも良いですね。
②靴
CONVERSEやadidasと言えば、一度は耳にしてとがある靴のブランドです。
こちらで扱っているのが、キャンバス地のスニーカーなんですね。
そう、普段何気なく履いている靴こそ、丈夫で雨の日でも風の日でも履けるような靴ではなくてはいけませんよね。
とはいえ革のような素材では気軽には履けないし、値段もそれなりにします。
その点キャンバス地で作られた靴は値段も手頃だし、耐久性も十分なのです。
汚れても、適切なお手入れをすれば、長く綺麗な状態を保って使用し続けることができます。
キャンバス地は日焼けしやすい?
穴が開いたり、ほつれることのないキャンバス地ですが、1つデメリットがあります。
それは、日焼けが原因による変色です。
例えば、バッグを製造する工程の1つに、キャンバス地を糊で接着するという作業があります。
この糊が湿気でカビることにより変色、バッグの色が茶色になってしまうことがあります。
勿論レザーバッグだって日焼けしますし、キャンバス地が特別日焼けしやすいわけではありません。
ただ、キャンバス地の色あせは素人がやって上手くいくものではありません。
洗濯でさえ気を遣う素材です。
とはいえ、修理を頼める業者も限られています。
メンテナンスをしっかりする、という意味ではキャンバス地は他の生地より手がかかるかもしれません。
まとめ
キャンバス地は、綿や麻で織られた生地ではありながらも、綿や麻とは違う特徴を持った別の種類の布ともいえます。
様々な場所、用途で使われるキャンバス地。
まだ使ったことがない!
という方、身近にキャンバス地の袋、リュック、シューズ等がたくさんありますので1度試してみてはいかがでしょうか?
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