フェイジョアってフルーツ、ご存知ですか? あまり聞いたことがないって方も多いかもしれませんね。
でも実は日本でも一度、1970年代にブームになったことがあるんですよ。
キウイフルーツと並んですごい人気だったんです。
当時ニュージーランドから輸入されていたフェイジョアは、品質が悪く味が良くないものも多く、その悪評は高品質の国産フェイジョアにも影響を及ぼし、 あっという間にブームは去ってしまいました。
それでもフェイジョアの本当のおいしさを知るファンからの支持を得つづけて、今なお根強い人気なんです。
そんな幻のフルーツ、フェイジョアの魅力に迫ってみましょう!
フェイジョアとは
フェイジョアとは、「フトモモ科」という、これまた聞きなれない品種の植物。
もともとの原産国は、ブラジルやアルゼンチンなどの中南米。
のちにニュージーランド人によって持ち帰られ、品種改良されて今の形になりました。
持ち帰られた当初、フェイジョアはキウイフルーツを風から守る垣根として植えられていたんですよ。
海沿いの地域で潮風に吹きつけられても、塩分のダメージを受けずにたくましく育つので重宝されていたんですね!
樹木の高さは3〜4m。
葉の表面は濃い緑色で裏側は白銀色。
ぱっと見はオリーブの葉に似ていてオシャレですよ。
夏には紅白のコントラストが美しい花を咲かせ、食用としてだけでなく、鑑賞用としても楽しめます。
出典 https://www.instagram.com/p/BVzQlE6H5fE/?utm_source=ig_share_sheet&igshid=1nn5vto49uj38
フェイジョアの実は、平均して鶏卵ほどの大きさですが、品種によって味や大きさもさまざまです。
皮の表面はデコボコがあり、皮をむかないと硬くて食べられません。
フェイジョアの代表的な品種には、次のようなものがあります。
トライアンフ
フェイジョアの定番品。
卵形で中ぐらいの大きさ。
味が整っていて肉質はやや粗め。
アポロ
甘みが強く、濃厚な香りと味が特徴の品種です。
サイズは大きめ。
マンモス
大きめでジューシーな果実。
他の種より早期に収穫できる。
真ん丸と卵形の間のような形。
クーリッジ
実が柔らかく、小粒で食べやすい品種。
フェイジョアはどんな味?
フェイジョアは別名「パイナップルグァバ」と呼ばれています。
その名の通り、南国フルーツらしいトロピカルな香りと甘酸っぱい味が特徴で、実の中心のゼリー状になったところは特に甘みがあります。
そんなフェイジョア、どんな味がするのでしょうか。
フェイジョアを食べた感想を集めてみました。
「ラ フランス➕梨➕パイナップルをミックスしたような味。」
出典 https://www.instagram.com/p/Bc4Tzb-hKlg/?utm_source=ig_share_sheet&igshid=zbg1ou3s3iq9
「メロンの味に似てる」
出典 https://www.instagram.com/p/BOuSFX4AXYv/?utm_source=ig_share_sheet&igshid=vwd3ziesy7
「リンゴ、パイナップルにバナナをミックスしたような、何とも言えぬ甘酸っぱさです。」
出典 https://shop.takii.co.jp/shop/selection/feijoa1311.html
「食感が洋梨みたいで味がキウイみたい」
出典 https://www.instagram.com/p/BZ2l100gBgx/?utm_source=ig_share_sheet&igshid=18y0q8yo6xm24
フェイジョアの食べ方は?
では実際にフェイジョアはどんな食べ方があるのでしょうか?
おススメの食べ方をご紹介します。
フェイジョアの食べごろの見極め方
フェイジョアは、皮を軽く押さえてすこしヘコむくらいの柔らかさになったら食べごろのサイン。
その頃にはトロピカルフルーツらしい香りが立ってきます。
そのまま生で食べる
キウイフルーツのように包丁で半分に切って、スプーンですくって食べます。
もしくは皮を向いて輪切りにしても食べやすいです。
お皿に並べるとオシャレですね。
ヨーグルトと混ぜて食べる
皮をむいて適当な大きさに切り、生のまま混ぜるも良し、凍らせてから混ぜるも良し。
お好みでどうぞ。
スムージーにする
さらにヘルシーにしたいなら豆乳もグッド!
ジャムにする
出典 https://www.instagram.com/p/Bav2uKqnN8u/?utm_source=ig_share_sheet&igshid=lxsjicni1mmd
フェイジョアと砂糖をとろ火で煮込むだけ。
瓶詰めにして冷蔵庫で保存すれば日持ちします。
お酒にする
出典 https://www.instagram.com/p/Bb8y2OghfzF/?utm_source=ig_share_sheet&igshid=1ln4ptnijm70d
ホワイトリカーや果実酒用リキュールに、角砂糖と一緒にフェイジョアを漬け込みます。
香り高いフェイジョア酒のできあがり。
おわりに
どうでしょうか、フェイジョアに興味が出てきました?
苗木を買ってきて自家栽培するのも楽しいですが、果実を実らせるのは最低でも3〜5年はかかり、かなり根気がいります。
通販などでも購入できるので、この機会にぜひ幻のフルーツをご賞味ください!
おススメのフェイジョア通販サイト
アユミファーム http://ayumifarm.sakura.ne.jp/feijoaorder2006.htm
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