きのこが美味しい季節になりましたね。
松茸・椎茸・しめじ・なめこなど、
きのこは食材の中でも種類が豊富で、誰でも何種類かは知っていますよね。
その中でも「ボリボリきのこ」はご存知ですか?
面白い名前ですよね。
有名なきのこに負けないぐらい優秀なきのこで、
まさにボリボリ食べたくなるくらい美味しいんです!
ボリボリきのこの味を知ったらやみつきになると思いますよ。
保存方法も一緒にご紹介していきます。
ナラタケ(ボリボリきのこ)とは
ナラタケにはたくさんの呼び名と種類があります。
[新潟日報モア] 白いキノコ 美しく 長岡・山古志でナラタケ収穫 https://t.co/XdQ7A3vN2u pic.twitter.com/jsBfqcRVKU
— 新潟日報モア (@niigata_nippo) October 4, 2018
黒いナラタケ。ひだが赤い
18.03.09 pic.twitter.com/NAGoHAAhiy— しかたけ (@hiirobenihida) April 16, 2018
「もだし」
「ぼりぼり」
「つつえ」
「あしなが」
「おりみき」
「サワフダキ」
「サモタシ」
「ナラブサ」
「ナラモタシ」
など、地方によって違った名称で親しまれています。
もともとナラタケは一種類と考えられていたきのこです。
ですが最近の研究では、いくつかの種類に分けられるようになりました。
色も白かったり赤茶だったり、黒かったりします。
旬は夏の終わり頃から秋。
アカマツ・カラマツ・ヒノキなどの切り株や倒木などの上に群生します。
きのこの中では珍しく、樹木に対して病原性を持っているので、
木を栝死させて大きな被害をもたらす場合もあります。
すごいパワーですよね。
人間に対しては病原性がないので美味しく食べることができますよ!
きのこ採りの入門編としても最適です。
大量に採取しやすく人気がありますよ。
ナラタケ(ボリボリきのこ)の味は?
舌触りが良く、ほのかに甘さがあります。
シャキシャキとした歯切れの良さがあり、
特に幼菌は、形もヌメリもナメコに似ています。
ナラタケに合う料理は?
ナラタケ、ナメコ、シイタケ…。
猪骨スープに投入。 pic.twitter.com/csiT7wJKaf— 千松信也 (@ssenmatsu) November 28, 2017
ナラタケは、鍋物料理(すき焼き、豆腐汁、けんちん汁、納豆汁、いものこ汁など)に大活躍します。
おろし和え、酢の物、麵類の具として使うのもおすすめです。
和食料理との相性がとにかく抜群!
コンソメとも合いますよ。
ただし、
ポタージュやピラフ、チャーハンなどの中華料理、焼き物系には、
ぬめりがあるので、あまりむいていないです。
若干消化も良くないそうなので、
美味しいからといって食べ過ぎには注意が必要です。
ナラタケ(ボリボリきのこ)の保存方法
秋田では、塩蔵して冬に備えるきのこの代表とも言われています。
自分で収穫してきた場合の下ごしらえ
ボロメキと言われるくらい傘がもろいので少し注意が必要です。
決して生のままでは作業しません。
家に帰ったら、袋をナイフで切り裂いてそのまま大鍋に入れて茹でます。
一旦茹でると、みるみる丈夫なきのこに変身!
水洗いしながらゴミとの選別が簡単にできるようになります。
洗い終わったら、ザルに入れて水を切ります。
保存方法
保存方法も何通りかあるので、メリットとデメリットをまとめてみました。
冷凍保存(ナラタケのみ)
水を切った後、缶詰かフリーザーバックに入れ、密封してから冷凍保存します。
冷凍保存(汁ごと)
ボイルをして汁ごと冷凍します。
乾燥保存
塩漬け
その他
醤油漬け、味噌漬け、オイル漬け、粕漬け、佃煮、ピクルスなど
どのくらいの量を保存するかによっても、保存方法の選び方は変わってくると思います。
多少なりとも冷凍すると味は新鮮な状態よりも劣ります。
量が少ない場合には、その他の保存方法を参考に冷蔵保存して、早めに食べた方がいいかもしれません。
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